「『お金の大学』って実際どうなの? 初心者でも読める? 自分にも役立つ?」
そんなふうに気になって検索している方、多いと思います。
お金の勉強を始めたいと思っても、
「節約からやるべき? 投資から? そもそも何から手をつければいいの?」
と、最初の一歩で止まりやすいですよね。
『お金の大学』は、そんな人が
お金の全体像をつかみながら、家計改善の第一歩を踏み出しやすくなる一冊です。
最初は「YouTubeの内容をまとめただけじゃないの?」くらいの軽い気持ちで読み始めたんです。
気づいたら スマホの料金プランを見直し、サブスクを2つ解約し、保険の契約内容を確認する という、行動バグが発動していました。
私は年間50冊ほど読む、Kindleに生活を乗っ取られつつある読書バグ持ち——妻には「また本読んでるの?」と秒でバレるヒロです。
本を読むたびに行動がバグって家計や習慣が勝手にアップデートされていくタイプなんですが、『お金の大学』は、そのバグをさらに加速させる一冊でした。
結論からいうと、『お金の大学』は
お金の勉強を始めたいのに「何から手をつければいいかわからない」と感じている人が、
家計・貯蓄・投資・保険・働き方の全体像をつかみ、
最初の一歩を踏み出しやすくなる初心者向けの本です。
特に、
「お金の不安を減らしたいけど、難しい本はしんどい」
「投資だけでなく、お金全体の考え方を整理したい」
という人と相性がいい一冊です。
一方で、投資商品の細かい買い方や個別の実践手順まで知りたい人には物足りない部分もあります。
また、保険については両学長の価値観がやや強めに出ていると感じました。
- お金の基礎を一冊で学びたい人
- 家計改善の第一歩を踏み出したい人
- 読みやすい入門書を探している人
- 音声で学びたい人
- 著者のテンポが合わない人
- 投資の具体的な手順書を求めている人
結論 『お金の大学』はこんな人におすすめ

ひとことで言うと、
『お金の大学』は、お金の悩みを“地図”として整理したい初心者向けの一冊です。
そして、お金の基礎をちゃんと整えたい人にはめちゃくちゃ相性がいい。
一方で、一歩踏み入った投資の知識を知りたい人には向きません。
お金の基礎をいちから学びたい人
この本は、節約・貯蓄・投資・保険・働き方まで、お金に関する基本を広くやさしく整理してくれる一冊です。
そのため、
「断片的に知識はあるけど、全体像がつながっていない」
という人でも、お金の土台をまとめてつかみやすくなります。
まず一冊読んで全体を整理したい人に向いています。
家計管理が苦手で、何から手をつければいいかわからない人
家計簿を完璧につけようとして挫折したことがある人ほど、
この本は相性がいいと感じました。
『お金の大学』は、
「まず固定費を見直す」
「先取りで貯金する」
「保険は入りすぎない」
など、効果の大きいところから考えられる構成です。
そのため、
全部を完璧にやろうとして動けなくなるのではなく、
「まずここからやればいいんだ」と一歩目を軽くしやすくなります。
難しい専門用語が苦手な人
お金の本は、専門用語が多いだけで読む気がなくなることがありますよね。
この本は、図解が多く、言葉もやわらかめなので、「難しい説明で止まりやすい人」でも読み進めやすいです。
知識を増やす前に挫折してしまうタイプの人でも、まずは最後まで読み切って、お金の基本をつかみやすい一冊だと思います。
NISAや投資だけでなく、お金全体の考え方を整理したい人
最近はNISAや投資ばかりが目立ちますが、実際には、家計管理や固定費の見直し、保険との向き合い方など、土台が整っていないまま投資だけ始めても不安が残りやすいです。
この本は、投資だけに偏らず、
お金を貯める・守る・増やす・使うという全体の流れを整理できます。
そのため、
「投資の前に、まず家計とお金全体を整えたい」
という人に向いています。
『お金の大学』をおすすめしない人

Audibleなどで朗読で聴きたい人
残念ながらAudibleに本書はありません。 (※2026年3月時点)
この本は読者がわかりやすいように図解を多く使って目で見てわかる工夫がされています。
聞いて理解したい人はリベ大YouTubeがおすすめです。
※本の内容と同じものをすべてYouTubeで聞こうとすると、少なくとも数十時間は必要となります。
タイパの面では本に軍配が上がると感じています。
両学長の話し方やテンポが合わない人
本のテンポやトーンもYouTubeでのノリで進みます。
人によっては両学長のノリやテンポが合わない人かもしれません。
投資商品の選び方や購入手順まで細かく知りたい人
本書はいわゆる投資本ではないので個別銘柄の分析や選び方など、実務的な手順はほとんど扱われていません。
あくまで投資についての必要性と万人に適した投資方法など、投資初心者向けに“考え方”をまとめています。
すぐに実践できるマニュアルを求めている人には向きません。
『お金の大学』はどんな本? 本の概要

『お金の大学』は、YouTube「リベ大」でおなじみの両学長が書いた、
一生使えるお金の基礎知識をまとめた教科書のような本。
ジャンルとしては、
- 家計管理
- 貯蓄
- 投資
- 税金
- 保険
- 副業・働き方
といった、生活に直結するお金の知識を“これでもか”というほど分かりやすく解説している入門書。
文章は軽く、図解も多いので、
「お金の本って難しそう…」という人でもスルスル読める構成になっている。
本の核となるテーマ
「お金の不安をなくすには、まず“土台”を整えよう」
両学長が一貫して伝えているのは、
“いきなり投資や副業に走る前に、まず家の土台を固めよう”
という考え方。
その“土台”とは、次の5つの力。
固定費の見直し、保険の整理、税金の理解など、
“ムダを減らしてお金を残す力”。
市場価値の理解、副業、転職など、
“収入の柱を増やす力”。
インデックス投資を中心とした、
“長期で資産を育てる力”。
情報弱者ビジネスやぼったくりから自分を守る知識。
お金を“消費”ではなく“満足度”に変える考え方。
『お金の大学』は、「お金の不安は“知識”と“仕組み”で消える」というメッセージを軸に、人生の自由度を上げるための“お金の基礎体力”を身につける本。
『お金の大学』のメリット

この本の良さはシンプルに次の通り。
メリット1:とにかく“読みやすい”お金の本
図解が多く、文章も軽いので、
「お金の本=難しい」というイメージが一気に崩れる。
- 専門用語が少ない
- 例え話が多くて理解しやすい
- 1章ごとにサクッと読める
“本が苦手な人でも読める”というのは大きな強み。
メリット2:実生活に直結する知識ばかり
机上の空論ではなく、「今日から使えるお金の知識」が中心。
スマホ代の節約
保険の見直し
ふるさと納税
NISAの使い方
副業の始め方
生活レベルで役立つので、読んだ瞬間から効果が出やすい。
メリット3:“行動”につながる構成になっている
読んで終わりではなく、
「じゃあ今日これやってみよう」
と自然に動きたくなる。
- 固定費の見直し
- 保険の整理
- 積立投資の設定
- 副業の第一歩
など、具体的なアクションが明確なので、行動バグが起きやすい本。
私は読んだあと、
「なんで今まで保険の見直しを放置してたんだ…」
と軽く落ち込みました。
『お金の大学』のデメリット・注意点

この本を読むうえで注意すべき点は次の通り。
デメリット1:内容が“初心者向け”に寄りすぎている
図解が多くて読みやすい反面、
すでに投資や家計管理を実践している人には物足りない部分もある。
- インデックス投資の説明が浅い
- 税金や保険の章も“概要止まり”
- 深掘りしたい人には追加の本が必要
「基礎は分かったから次に進みたい」という人には物足りない印象。
デメリット2:両学長の価値観が強めに出ている
良くも悪くも“リベ大の世界観”が濃い。
・貯金があれば医療保険は不要
・持ち家より賃貸推し
このあたりは賛否が分かれるので、人によっては「ちょっと極端だな」と感じるかもしれない。
情報がアップデートされにくい
本という媒体の宿命だけど、お金のルールは毎年変わる。
- NISA制度
- 税制
- 社会保険
- 副業のトレンド
出版時点では正しくても、時間が経つと古くなる部分が出てくる。
動画で内容を確認したい方へ
「結局どんな本なのか、もう少しざっくり知りたい」
そんな方は、動画で概要をつかんでみるのもおすすめです。
記事で読んだ内容を整理しやすくなります。
動画で全体像をつかんでから下の記事を読み進めると本書の核が、より見えやすくなります。
『お金の大学』を読んだ感想と学べること

『お金の大学』を読んで特によかったのは、次の3つです。
・お金の不安は、気合いではなく仕組みで軽くできるとわかる
・固定費や貯金など、最初の一歩が具体化される
・お金の知識が増えると、人生の自由度が上がると実感できる
この本は、
「もっと節約しろ」「我慢しろ」と圧をかけてくる本ではありません。
むしろ、
「人間は弱い前提でいい。だから続けやすい仕組みを作ろう」
というスタンスで、お金との向き合い方をやさしく整えてくれます。
“お金の不安って、知識より仕組みで消えるんだな”とづけたこと。
不安は気合いで消すものじゃない。
構造を変えれば勝手に消える。
- 固定費を整える
- 先取り貯金を自動化
- 投資は積立で放置
- 保険は必要最小限
努力し続ける人生ではなく、仕組みが働く人生へ。
収入は“頑張り”ではなく“価値”で決まる
会社に尽くしても給料は上がらない。
市場価値を上げるほうが早い。
転職は逃げではなく戦略。
「努力の方向を間違えると永遠に報われない」
この言葉が深く刺さる。
お金の知識は“人生の自由度”を上げる
お金の不安が減ると、
嫌な仕事を断れたり、心の余裕が生まれたり、
やりたいことに時間を使えるようになる。
つまり、
お金の知識は人生の選択肢を増やすための道具。
とても印象に残ったポイント
不安の正体は“知らないこと”だという気づきをあたえる部分が印象的。
本を読み進めるほど、
「怖かったのはお金じゃなくて、無知な自分だったんだ」
と気づかされる内容になっている。
- 税金を知らないから損する
- 保険を知らないから入りすぎる
- 投資を知らないから怖い
- 収入の仕組みを知らないから増えない
知識が増えるほど、不安が減っていく感覚がある。
そして
この本を読んでいて思ったすごいところは、行動が変わる“やさしいバグ”が起きるようになっているところ。
- 気づいたらサブスクを見直していた
- 気づいたら証券口座を申し込んでいた
- 気づいたら保険の契約書を引っ張り出していた
“やらなきゃ”じゃなくて、
“やってみよっかな”に変わる。
この軽さが、人生を変える第一歩になる。
そして次の一言が、読んでいて一番深く刺さった。
多くの人は、
「もっと節約しなきゃ」
「もっと稼がなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
と“気合い”でなんとかしようとする。
でも両学長は、まったく逆のことを言う。
「人間は弱い前提でいい。だからこそ“仕組み”を作るんだよ。」
この考え方が、ものすごく優しいし、現実的。
購入前に知っておきたいポイント

購入前に気になるポイントをまとめておきます。
初心者でも読みやすい?
めちゃくちゃ読みやすいです。
図解多めで、専門用語もほぼなし。
読了までの目安時間は?
2〜3時間あれば読めます。
私はコーヒー2杯で読み切りました。
要約だけでも十分?
本書の内容はYouTubeで両学長が発信されている内容を整理されたもので、YouTubeで学べます。
しかしYouTubeで学ぼうとすると2~3時間で収まらず数十時間かかります。
タイパの面や読み返ししやすい点では断トツで本がおすすめです。
また要約で“概要”はつかめますが、行動につながるのは本書のほうです。
図解と具体例が効いてます。
似たジャンルの本との違いは?
『バビロンの大富豪』が“物語で学ぶお金の原則”なら、『お金の大学』は“実務寄りの教科書”。
すぐ行動したい人にはこちらが向いてます。
この本を読んだあとにやるといいこと

本は読んで終わりにするよりも、そのあとに小さく何かを試してみたときのほうが、学んだことが自分の中で腑に落ちやすいものです。
とはいえ、いきなり大きな行動を起こす必要はありません。
ほんの少しだけ気になったところに手を伸ばすように、次の3つのどれかを試してみることをおすすめします。
気になった教えをメモする
印象に残った一文をメモしておくと、あとから見返しやすくなります。
読書ノートや付箋を使うと整理しやすいです。
私が実際に愛用しているおすすめ読書グッズ・文房具。
読書がラクになる便利アイテムも紹介しています。

家計の見直し
この本を読んで最初にやるなら、まずはお金の流れの把握がおすすめです。
まずは収入支出の見直しからやってみるのも、いいかもしれません。
次のテーマを決める
次にどこを伸ばしたいかテーマを決めるのがおすすめです。
貯金を増やしたいなら家計管理、収入を伸ばしたいなら副業やスキルの本…という感じで、関連する本を続けて読むと知識が深まり、行動にもつながりやすくなります。
『お金の大学』と似たジャンルのおすすめ本
内容の近さ・読みやすさ・行動へのつながりやすさで厳選した3冊です。
『ジェイソン流お金の増やし方 改訂版』(厚切りジェイソン)
ジャンル:節約 × 投資 × 思考のシンプル化
おすすめ理由
- 固定費の見直しから投資まで“最短ルート”で理解できる。
- 難しい理論を徹底的に排除し、行動につながりやすい。
- NISA・インデックス投資の入り口をやさしく固められる。
- 「まず何をすればいい?」がすぐ分かる構成。
『きみのお金は誰のため』(田内学)
ジャンル:お金の仕組み × 社会 × 思考の整理
おすすめ理由
- 「お金とは何か?」を物語で理解できる。
- 物価・格差・貯金・社会の仕組みをやさしく深く学べる。
- 家計改善や投資の前に、土台となる視野が広がる。
- 子どもにも説明できるレベルで本質がつかめる。
『バビロン大富豪の教え』ジョージ・S・クレイソン
ジャンル:お金の原則 × 習慣 × マインドセット
おすすめ理由
- 100年以上読み継がれてきた“お金の原理”が物語形式で理解できる。
- 「収入の1割を貯めよ」「欲望をコントロールせよ」など、行動に直結する教えが多い。
- 物語形式で読みやすく、活字が苦手でもスッと入る。
- 投資や節約の前に“お金の土台”を固めたい人に最適。
この本についてより詳しく知りたいこの本についてはこちらで詳しくまとめています。
→『バビロンの大富豪』レビュー メリット・デメリットとおすすめな人をわかりやすく解説
まとめ

『お金の大学』は、
お金の不安をなくしたい人にとって、考え方と行動を整えるきっかけになる一冊です。
この本を読むことで、
お金の不安は「知識」と「仕組み化」で小さくできる
固定費を見直すだけでも、家計がラクになる
貯金は意志の強さより「先取りの仕組み」が大切だとわかる
お金の知識が増えることで、人生の選択肢と自由度が広がる
といった変化につながりやすくなります。
一方で、内容は初心者向けなので、深い投資テクニックや具体的な購入手順まで求める人には物足りない部分もあります。
「投資だけ」「節約だけ」を知りたい人向けというより、お金全体の考え方を一度整理して、家計改善の第一歩を踏み出したい人に向いている本です。
そのうえで、「まず何から始めればいいの?」と悩む人には特に向いている本だと感じました。
あなたに合う本かどうか、参考になればうれしいです。
